第5限 連鎖不平衡判定と連鎖不平衡係数の計算



Arlequinの連鎖不平衡解析は遅いので原則、用いない。しかしながら、出力が丁寧なので、原理の学習という意味で連鎖不平衡のみなぞる。

  • EMアルゴリズムにてハプロタイプ頻度を推定し、それに基づいて連鎖不平衡の検定、および連鎖不平衡係数を計算している
  • 連鎖不平衡に関する記載は、同じくSNPの連鎖不平衡を解析するアプリケーションであるHaploviewの出力との対比も含めて、こちらから
  • Hardy-Weinberg平衡とその検定
    • HHW平衡に関する解説はこちら
    • 個々のSNPにおけるHWE検定のほか、Phase既知の場合には、ハプロタイプ単位での検定も行う。仔細に出力を確認していないが、ヘテロ個体の観測期待頻度の値が正しいかどうか、疑義が残っているので、使用を現時点では勧めない。
  • 入力ファイル(2SNP、連鎖不平衡あり)のファイルは末尾の通り

[Profile]
Title="Gen1"
NbSamples=1
GenotypicData=1
GameticPhase=0
MissingData="N"
DataType=DNA
LocusSeparator=NONE


[Data]
[[Samples]]
SampleName="SampleA"
SampleSize=100
SampleData={
A1 80 AA
AA
A4 5 AA
CA
A5 5 AA
CC
A6 4 AC
CC
A7 4 CA
CA
A8 2 CA
CC
}