統計遺伝学集中講義2010

  • 2010/09/13〜2010/09/16 8限
  • 今年は教科書を作って(しかも間に合った)ので、「不明な点はそちらを参照」と少しだけ楽ができるかもしれない(けれども、京大生協の一番大きい書籍部には在庫があるらしいが、医学部キャンパスの小さい書籍売り場(南部生協)には、並んでいない・・・。アマゾンも楽天ブックスも在庫が切れているらしい。)

遺伝統計学の基礎―Rによる遺伝因子解析・遺伝子機能解析―

遺伝統計学の基礎―Rによる遺伝因子解析・遺伝子機能解析―

  • 受講者の背景がまちまちなので、初日の様子を参考に内容は適宜、修正することとする(仮の資料はこちら)
  • 目標(以下を目標とする)
    • データ解析をする立場で、研究対象を捉えることにイメージを持つ
    • データを眺めるスタイルを理解する
    • 既存の手法や用語に対して、自分の理解の役に立つのかどうかという視点で客観的(批判的)に対する
    • リテラシーの一環としてRを使えるようになる
    • 統計遺伝学的な内容としては、以下を具体例として取り上げる
      • HWE/LD
      • 分割表検定
      • 集団構造化
      • 家系図・コアレセント(グラフ的な取り扱い)
  • 将来的には以下の2つ(もしくは3つ)に分離した方が良いかも知れない
    • 統計学的遺伝学(遺伝現象を数理的にハンドリングするための考え方)
    • 遺伝のための統計学(遺伝現象・遺伝子解析のための統計を対称とする)
    • それらのツールとしてのRの利用講習