Surrogate paradox
- Surrogate paradoxという話があるそうだ(こちら)
- 『不整脈がある。抗不整脈薬で治療をする。不整脈が抑えられる。ただし、ときとして、致死性不整脈が誘発されて、死亡率は上がる』というような文脈
- Surrogateというのは、死亡という「見たい形質」を「代替形質である不整脈」を介して捉えるから
- これがなぜ起きるかというと、「医学的」観点から言えば、Sの不整脈が「均質ではない」から。「良性の不整脈」と「悪性の不整脈」とが入り混じっているから、こんなことになる、と言う説明ができる
- この問題はSの「不均質」
- この「不均質」を取扱可能にすれば、パラドクスではなくなる、とこういう話
- 遺伝因子解析で言えば、「Xはゲノム」「Sは中間形質(トランスクリプトーム・プロテオーム・バイオマーカー)」「Yは最終形質としての疾患」