駆け足で読む『リスク・リテラシーが身につく統計的思考法 初歩からベイズ推定まで』
リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで (ハヤカワ文庫 NF 363 〈数理を愉しむ〉シリーズ) (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
- 作者: ゲルト・ギーゲレンツァー,吉田利子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: 文庫
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- 大まかな内容
- 0か1かではないことの受け入れ
- 確率と「頻度」
- 理解しやすい説明の仕方
- 計算根拠のはっきりした確率とぼんやりしている確率(その根拠も含めて)
- 確率に関する情報の提示方法とその受け取りの具合
- 情報に基づいて判断している
- 誤解しやすい提示方法と誤解と誤解に基づいた判断
- 誤解が普通になっているとき、誤解に基づいて適切な判断をするような修正が働いていたりして…誤解しにくい提示方法への切り替え直後は判断が逆ブレするかもしれない…
- 誤解しやすい提示方法と誤解と誤解に基づいた判断
- 情報には誤解があると言えるという。誤解が解けるのであれば、初めから誤解が解けるような情報提示方法を取ればよいはずだが、そのような方法(万人のための・すべての場合に適した)はないのかもしれない。経験の蓄積・経験に基づいて事前確率を作り上げるのは個人の仕事だから…