発現制御のリストを作る

  • 遺伝子の発現制御の要素を分類するときには、次の2点で分ける
  • 発現制御にかかわる要素を、すべて列挙するとすると、以下の2点が作る、2次元分割表のそれぞれのセルについて、列挙することになる。
  • 分類の2尺度
    • 1 転写・翻訳という現象
    • 2 現象のプレーヤーか、現象の場か(転写因子について言えば、転写因子と因子が認識して結合する配列との違い)
  • 個々の尺度のカテゴリの説明
    • 1について
      • 「DNAの状態」:配列そのもの、配列の修飾、他の分子(タンパク質など)との複合体としての状態
      • 「DNAからmRNAへの転写」:転写装置とDNAとの結合、その転写時の物質・分子の活動
      • 「mRNAの状態」:mRNAの配列、配列の修飾(スプライシング・ポリAを含む)、タンパク質などとの複合体形成、分解、移送
    • 「mRNAからタンパク質への翻訳」:翻訳装置とmRNAとの結合、その翻訳時の物質・分子の活動
    • 2について
      • 現象には「誰が、どこで、いつ、何を、どのように、どうする」という属性がある