ぱらぱらめくる『Nature Reviews Genetics』2019
- 毎年やっている、年末の『パラパラめくるNature Reviews Genetics』
- 今年もやってみましょう
- 年を経るごとに、細かいことは、ま、いいか、と、雑になっていますが、頑張って参ります
- 全体の印象としては:
- 昨年までなどは、「現象」に関する総説が多かったように思いますが、今年は「将来を志向した概念」に関する記事がめだったように思います。
- 短文紹介した記事はどれも面白いと思います。それ以外にも面白いものがありましたが、「医学」「データ解析」系に興味が強いので、志向方向が近い方は取り上げたものをめくってみると楽しいのでは、と思います。
- 2019 Dec
- 2019Nov
- 2019Oct
- ゲノム上にある遺伝子とその制御構造の1次元構造位置と核内3次元構造の知見が増えてきており、3次元構造が遺伝子の協調制御に大事だろうと思わされるが、あえてそれを改変してやっても、細胞は機能を維持するらしいという話。たまたま見えているゲノムパーツの3次元構造と、必要に迫られて形成される3次元構造。ニワトリと卵の話は、技術が進んでもなかなかゴールに達しないようです
- 2019Sep
- 生命現象の本質は、離散的な要素(細胞しかり、個人しかり)って、それぞれが活動しその総体として表現型を形成するという仕組み。そのように考えたとき、個々の要素のばらつきとその確率的振る舞いは、本質的な意味を持つ。そんな側面に関するお話
- 2019August (ピックアップ文章なし)
- 2019July
- 2019June
- Clinical metagenomicsは「個人が生まれながらに持っているDNAセット」とは別だが、個々人がもれなく持っている膨大な影響を与える遺伝子群についての臨床応用の話。疫学で環境要因とみなしていたもののどれくらいが、メタゲノム的には環境要因扱いとなり、遺伝形式不明かつあやふや度の強い遺伝要因扱いとなっていくのかは(リンク先ペイパーとは別の意味で)興味深いです
- 2019May
- 2019April
- 2019March
- スプライスバリアントは(同一の)遺伝子が発揮する分子多様性の初期段階要素。それについてAIを使って、どんなバリエーションが出るかという検討の話
- 男女差。ポリティカリーには「男女平等」だけれど、遺伝学的には、かなり峻別度が高い(完全に峻別はできないけれど)情報であることは確か。その男女差に着目して様々な点から現在の(分子レベルの)遺伝的現象を概説
- 2019Feb (ピックアップ文章なし)
- 2019Jan