2007-10-17から1日間の記事一覧

自由度2のジェノタイプ検定のカイ自乗統計量とトレンドテスト統計量

今、 で表されるモデルを考える。このモデルのが2x3表のカイ自乗統計量に一致する。 それは、両方の計算式がに変形できることで示される。 また、は、をの関数としてとらえたときに、の解であることも示せる。は、分母・分子ともにの2次式であり、その値は…

優性モデル・劣性モデルとトレンドテスト統計量

優性モデルでは、アレル a の所有数が1、2のときを均等に扱い、劣性モデルでは所有本数が0,1のときを均等に扱うから、それぞれの重み付けは, は適当に式変形することにより、であることが示せる。 他方、優性モデルにおいて、作った2x2分割表は AAAa…

いわゆるトレンドテスト(additive model)

additive modelでのトレンドテスト統計量は、のように、3ジェノタイプに均一間隔の重みをつけたものである。としてもとしても、としても均一間隔である限り統計量は変わらないことに注意する , したがって、

トレンドテスト

ここでトレンドテストにおける、3ジェノタイプに与えるweightを,と置いても一般性を失わないので、そのように置くことにすると、トレンド統計量は、その定義から ただし、 書き換えて ,ただし、, は、3種類のジェノタイプが作る3つのペアについて、その観…

2x3分割表

今、2x3観測分割表を AAAaaasum caser controls sumn と置く。アレル a の本数を添字数は表すものとする これから、case, controlが独立であるときの期待値の表を作り、次のように表す AAAaaasum caser controls sumn ここで, さらに、観測度数と期待値と…

2x3分割表検定のまとめ

2x3分割表 トレンドテスト いわゆるトレンドテスト(additive model) 優性モデル・劣性モデルとトレンドテスト統計量 自由度2のジェノタイプ検定のカイ自乗統計量とトレンドテスト統計量