平衡と不平衡と独立(たぶんシリーズもの)
- 確率論的独立性
- カテゴリカルデータ
- Aであるか、Bであるかの二者択一のカテゴリカルデータでは、AであることとBであることは独立ではない。
- もうひとつの二者択一のカテゴリカルデータがあり、XであるかYであるかの選択がある。XとYとは独立ではない。
- A/Bの二者択一とX/Yの二者択一とが相互に独立であることはあって、そのようなときAとなるかBとなるかは、XとなるかYとなるかに無関係である。
- この関係はをMを観測する確率とすると
- …(1)
- …(2)
- …(3)
- …(4)
- …(5)と表せる
- 今、二者択一のみを考えるとき、(5)が条件として与えられ、(1)から(4)を満足することが必要十分である。
- k個の二者択一
- 今、 or , or ,..., or のようなk個の二者択一があるとする。を満たすとき、k個の二者択一は、k個の「個別要素への分割について独立」であると言える。
- k個の二者択一の集合が「集合全体として独立」であるとき
- k個の二者択一のすべてをとっても、一部をとっても、その一部のとり方をどのようにしても、その二者択一の組合わせが「個別要素への分割について独立」であるとき、k個の二者択一の集合はどこからどう見ても、「集合全体として独立」である。