- PI-HATに関する元記事はこちら
- PI-HATの算出において、IBD=0の推定確率、IBD=1の推定確率、IBD=2の推定確率を算出し、それを用いるが、定義どおりの算出をすると、PI-HATの範囲が0-1の範囲に収まらなくなる。これを防ぐために、IBD=0の推定確率が1を超えた場合には、IBD=0の推定確率を1に、IBD=1,IBD=2の推定確率を0にする処理がなされている。また、IBD=0の推定確率が0未満になった場合には、IBD=1,IBD=2の推定確率を、それらの比を一定にしたまま、それらの和が1になるように補正してある。したがって、そのようなIBD=0,1,2の推定確率が出たときのPI-HATはそうならなかったサンプルとなめらかな分布にならないことがあり、PI-HAT=0付近にかたまったり、大きい値に飛びぬけて観測されたりすることになる。
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