2013-08-12 指数型表現の利点の確認(2)とモーメント 指数型分布族 フィッシャー情報量 情報幾何 キュムラント母関数 計量 接続 スコア関数 尤度関数 最尤推定 とモーメントの関係 がの期待値であることを以下に示す はと表されることからもわかるように(確率分布の台全体の積分が1であることより) であるから という関係にある とおいて微分してやると… となって、さらに、分母分子にの関数ではないをかけてもよいから となる この分母は、確率密度分布の台全体の積分だから1で、分子は、「の値をの確率で重みづけをして足し合わせたもの」なので、の期待値の定義そのもの 同様にはとなって、の分散(が単変数の場合) 今、であるなら、の平均と分散が出ることになる たとえば、二項分布のであるが(こちらを参照) であって、を代入すれば、平均が確かに得られる。分散も同様 分散を定めない正規分布の場合、であり、であるが、これをでそれぞれ微分すると、となって、これをで表せば、となって、それぞれの期待値になっている