母関数 数列 確率分布 積率母関数 特性関数 その2
- 数列・確率分布における母関数がこのブログの取り扱い範囲内。このブログの取り扱い範囲外での母関数のことは(ひとまず)無視する
- 母関数・生成関数(Generating function)はある数値の並びを算出してくれる関数
- 生成されるもの
- (無限)数列((infinite) sequence)の場合
- 数列それ自体
- 確率分布の場合
- (無限)数列((infinite) sequence)の場合
- 母関数の作り
- 数列の場合
- 通常型母関数
- ;という数列がある
- という関数を与える
- は、のすべての要素を係数に持つ無限個の項の和で表されていて、数列自体と比べて、何にも得した感じがないので、面白みに欠ける
- しかしながら、もし、が無限個の項を持つ代わりに、簡単な式であらわせたら、の要素をすべて知る代わりに、その関数を知ることで、数列を捕まえたことになって、「わかった(捕まえた)」感じがする。
- 元来、意味のある数列には、その生成規則がある(ことが多い)ので、生成規則を知ることも「わかった(捕まえた)」ことであるが、簡単な式で表された母関数を知ることは、別の面から「わかった(捕まえた)」ことというわけである
- また、r階の微分をすると、の値が取り出せることもわかる
- 数列の要素に順番にを割り当ててやった関数をここでは取り扱った。このようにの冪乗の項を作って、多項式関数化してやったので冪級数とも言う
- 通常型母関数でない母関数
- 通常型母関数
- 確率変数の場合
- 通常型母関数
- 積率母関数
- 特性関数
- 指数型母関数
- 数列の場合
- 母関数と級数・展開
- 特性関数についてはこの記事も参考