正単体空間の比較・対応付け、カテゴリカルな決断
- 簡単のためにと限定して考えてみる
- の場合は、どんなことをしているのかがわかっているつもりに慣れるので、それに限局して考えてみる
- それぞれの正単体ははいずれも1次元空間の長さ1の線分である
- この2つの正単体の直積空間は単位正方形である
- 2つの選択肢に、同じ帰結「成功・失敗」があり、それを用いて1次元空間にスカラーが与えられるので
- ここで2つの選択肢から比較が可能なスカラーが得られているが、ここを一般化するときには、そのような好条件に限定しないような枠組みが必要であることを注記する
- 第1の選択肢の正単体をx軸方向の長さ1の線分、第2の選択肢の正単体をy軸方向の長さ1の線分、2つの選択肢のスカラーをz軸に取れば
- 第1の選択肢に関しては、(x,y,z)3次元単位立方体において、(0,0,0),(1,0,1),(0,1,0),(1,1,1)を通る平面が
- 第2の選択肢に関しては、同様に(0,0,0),(0,1,1),(1,0,0),(1,1,1)を通る平面が得られ、
- この2平面の交線(0,0,0)と(1,1,1)とを結ぶ直線が得られる
- この交線をxy平面に射影すると、この交線のx軸側とy軸側とは、それぞれ、第1選択肢優勢、第2選択肢優勢の領域を表している
- xy平面には、第1選択肢、第2選択肢それぞれの生起確率の積(第1,2選択同士は独立なので)である生起確率が対応しているから、第1、2選択肢優性の確率が求められる
- 以上を、の値を任意としの値も任意とできるように一般化したい
- 3つに問題が分けられそうだ
- 1つ目。ある一つのオプションに関して次元正単体空間に推移性や完全性のある順序がある場合とない場合があるだろうから、それらを統一的に取り扱う方法(ルール?)
- 2つ目。ある二つのオプションに関して,次元正単体空間のそれぞれに、何かしらの値?値のセット?比較ルール?があったとして、2つの異なるルールの比較の方法
- 3つ目。ある任意の数のオプションに関して、ペアワイズな比較ではない、比較を取り入れる方法
- 3つに問題が分けられそうだ